名馬やスターホースの熱いレースは人を魅了する。
競馬の主役はやはり競走馬。特に怪物と呼ばれる強い馬の存在は、人の心を魅了し、競馬をより楽しくしてくれます。
本記事では名馬やスターホースにまつわる体験談を紹介致します。
※体験談は公募させていただいた個人の体験談です。サイト掲載にあたり言葉尻の編集をさせていただいているものもあります。
体験談①:三冠馬オルフェーヴル。
男性・37歳の場合
2010年の秋ごろ、職場の近くにWINSがあり会社の上司に誘われてなんとなくついていったのがきっかけでした。
それまでは、競馬と言えば武豊とディープインパクトぐらいしかしらず、特別に興味をもったこともなかったのですが、先輩から競馬の知識を教わりながら、時々ついていくようになりました。
そういう中、翌年の2011年史上7頭目となる三冠馬オルフェーブルとの出会いで競馬にどっぷり嵌ることになってしまいます。
皐月賞まで、その年のダービー候補の一頭でしかなかった(しかも特別有力というわけでもない)オルフェーブルが皐月賞を完勝すると、あれよあれよという間に三冠馬へと昇り詰めていく様子を競馬を始めてすぐに見ることができたのは、非常に幸運だったと言えると思います。その後の、凱旋門の二年連続の2着や阪神大賞典の逸走などこの馬にはずいぶんと楽しませてもらいました。
そのオルフェーブルも、種牡馬となりいよいよ今年から、初年度産駒が走り始めます。あの沈み込むように加速していく父親の走りや、やんちゃな性格を受け継いだ子供が出てくるのを今から期待しています。
来年のダービーに一頭でもいいので出てくれればなぁ~とオルフェファンとしては願っています。
オルフェーヴルは本当に強い名馬でした。競馬ファンを増やすのにも一役買っていたのでしょうね。
体験談②:キタサンブラック。
女性・31歳の場合
2017年の宝塚記念で、キタサンブラックは絶対に連対するだろうと思っていました。結構荒れる可能性もあるかもしれないけど、キタサンブラックがまさか3着以内に入らないとは思いませんでした。
いろんな展開を予想して、キタサンブラックが外枠であることも考慮しつつ、少頭数であることも警戒しつつ、それでも3着までに入るだろうと思っていました。
外国人ジョッキーの宝塚記念の勝利0のジンクスも破られる可能性もあるだろうと思いつつ、それでもペースの魔術師武豊を信じました。日曜日に弱い武豊騎手ですが、大舞台では実績もあり、外せませんでした。
しかし、投票締め切りまで悩んで、勝負するのやめようかとも思っていたんです。一緒にいた友人が横でゴチャゴチャうるさかったので、最終的にゆっくり考えることもできなくなりました。もうヤケクソで、人生かけるくらいの大勝負です。
今思えば、どうせ勝負するなら、キタサンブラックが連対しなかった時の抑え馬券も買えば良かったんです。それも考えていましたが、何せ横でゴチャゴチャうるさい人がいて、私もイライラしていました。
最終的にいろいろなパターンではなく、キタサンブラックを軸に5頭流して、今までて一番お金をかけました。結果は惨敗。競馬は辞めていませんが、その友人との付き合いを辞めました。
キタサンブラックの宝塚記念の負けは衝撃でしたね。