競馬用語『よれる』の定義と特徴
ギャンブル初心者
『よれる』ってどういう意味ですか?
ギャンブル研究家
直線で急に内側か外側に斜めになって走ることを表すよ。
ギャンブル初心者
「ささる」や「ふくれる」とは違うんですか?
ギャンブル研究家
「ささる」や「ふくれる」は気性的な問題とされることが多いけど、「よれる」は脚が疲れ切った時に使われることが多いよ。
よれるとは。
競馬用語の「よれる」とは、直線に入ってから急に内側または外側に斜めに走ることを指します。
「ささる」や「ふくれる」は主に気性の問題とされていますが、「よれる」という言葉は、馬が疲れ果てて脚取りが不安定になったときに使われることが多いです。
『よれる』の意味と用法
競馬用語として「よれる」という言葉を使用します。これは、馬の走る軌道が本来の方向から左右いずれかにずれることを指します。特にコーナーにおいて、馬が外側に膨らんだり、内側に寄ったりする場合に用いられます。
『よれる』と『ささらる』、『ふくれる』の違い
-『よれる』と『ささらる』、『ふくれる』の違い-
競馬用語の『よれる』は、馬が直線を向いたときにコースの外側にカーブしてしまうことを意味します。これに対して、『ささらる』は馬がコースの内側に傾いて、他の馬の走行を妨害してしまう状態を指します。
一方、『ふくれる』は、馬が競争中に体力を使い果たして、ペースダウンしてしまうことを表します。つまり、『よれる』や『ささらる』とは異なり、馬の走行ラインや他の馬への影響に関する用語ではありません。
『よれる』の原因
-『よれる』の原因-
『よれる』という現象には、様々な原因が考えられます。まず、馬の体質的な問題が挙げられます。バランス能力の弱さや筋肉の張りなどが原因で、コーナーを曲がるときに左右どちらかに大きく傾いたり、ふらついたりすることがあります。
次に、騎手の技術不足が原因として考えられます。騎手が馬を上手く制御できず、コーナーの手前でバランスを崩したり、手綱操作を誤ったりすると、『よれる』という現象につながる可能性があります。
また、コースコンディションが原因になることもあります。ぬかるみのあるコースや凍結したコースでは、馬が足を滑らせやすく、コーナーを曲がる際にバランスを崩してしまうことがあります。
さらに、馬自身の判断ミスが原因となる場合もあります。コースの状況や他の馬の動きに惑わされ、本来曲がるべき方向と異なる方向に進んでしまうことがあります。
『よれる』に対する対策
『よれる』に対する対策
『よれる』のを防ぐには、いくつかの対策があります。まず、馬の体調管理が重要です。馬に十分な休息と栄養を与え、適度な運動を行わせて心肺機能を高めましょう。また、鞍や蹄鉄の調整が適切に行われているか確認することも大切です。騎手についても、バランスの取れた騎乗姿勢を保つことが求められます。さらに、レース中の馬の動きを監視し、何か異常を感じたらすぐに獣医師に相談しましょう。これらの対策を講じることで、『よれる』のを効果的に防ぐことができます。
『よれる』に注意すべきレース
-『よれる』に注意すべきレース-
競馬用語における『よれる』とは、馬がコースの内側または外側に向かって偏って走る状態を指します。この現象は、特に以下のレースで注意が必要です。
* -逃げ切りレース- 先頭に立つ馬がペースをコントロールして逃げ切るレースでは、後続馬は先頭に追いつくために外側に膨らんだり、内側に切り込んでくる場合があります。
* -大外枠からのスタート- スタート時に外枠から発走する馬は、内側の馬との接触を避けるために外側に寄って走ろうとする傾向があります。
* -内ラチ沿いのコース- 内ラチに近いコースでは、馬が内側に寄って走ろうとする場合があります。これは、ラチが安心感を与えるため、または内側がよりスピードが出やすいと感じられるためです。
* -ダートコース- ダートコースでは、馬が砂を避けるために外側に偏って走ろうとする傾向があります。
* -不正行為の疑い- レース中に馬が極端に『よれる』場合は、不正行為が疑われることがあります。