競馬用語『失格』を徹底解説!
ギャンブル初心者
競馬の用語『失格』について教えてください。
ギャンブル研究家
『失格』とは、競馬施行規程第108条及び108条の2に定められた、入線順位を取り消される処分のことを指します。
ギャンブル初心者
失格になる原因にはどのようなものがありますか?
ギャンブル研究家
禁止薬物使用、正当な理由のない全能力不発揮、過度の負担重量、他馬妨害による落馬、走路外逸走や落馬後のレース継続、定時内入線失敗、後検量不参加、不正協定への加担などが失格事由となります。
失格とは。
競馬で使用される「失格」とは、レース後に確定した順位を取り消されることを指します。
失格の理由は、競馬施行規程第108条及び第108条の2に定められており、以下のような行為などが該当します。
* 禁止薬物の使用
* 正当な理由なく全力で走らなかったこと
* 負担重量が定められた範囲を超過または不足した(1kg以上)
* 他馬の走行を妨害して落馬させたこと
* 路走路外に逸走または落馬した際、指定された地点まで引き返さずレースを続行したこと
* 規定された時間内にゴールできなかったこと
* 後検量を受けなかったこと
* 馬が不正な取り決めのため使用されたこと
また、競走日から5年以内に禁止薬物の使用や不正事案が判明した場合、該当する馬は失格となり、競走成績が変更されます。ただし、投票券は変更されません。
失格とは?定義と理由を解説します
-失格とは?定義と理由を解説します-
失格とは、競馬レースにおいて、特定の規則違反や失態を犯した馬がレースの資格を剥奪されることを指します。通常の失格の理由は、主に以下のとおりです。
* -妨害-他の馬を妨害し、レースの公正な進行を損なう行為
* -コース逸脱-コースから逸脱してレースに参加しない行為
* -進路妨害-他馬の進路を妨害し、正常な走行を妨げる行為
* -禁止物質の検出-禁止されている薬物や物質が馬の体内から検出された場合
失格の主な理由
失格の主な理由
競馬における失格は、重大な違反行為があった場合に適用される最も厳しい処分です。失格の主な理由としては、次のようなものが挙げられます。
* -ドーピング違反- 馬に禁止されている薬物が検出された場合。
* -妨害行為- 他馬の走行を妨害したり、接触したりした場合。
* -不正行為- 騎手が故意に馬を負かしたり、情報操作を行ったりした場合。
* -誤審- スタートゲートに間違った馬が入っていたり、コース設定に誤りがあったりした場合。
* -その他の重大な違反- 競馬のルールや安全性を損なう行為をした場合。
失格後の処置
失格後の処置
失格処分が下されると、以下のような処置が行われます。
* -賞金・賞品の剥奪-失格した馬の馬主・騎手は、獲得した賞金や賞品すべてを失います。
* -着順の繰り上げ-失格した馬の後ろにいた馬が、繰り上げで一つ上の着順になります。
* -レース結果の訂正-失格した馬の情報はレース結果から削除され、新しい結果が発表されます。
* -騎手の戒告や罰金-失格の原因が騎手の行為によるものだった場合、騎手は戒告や罰金などの処分を受けることがあります。
* -馬の失権-失格が薬物規定違反などの重大な不正行為だった場合、馬は失権となり、レースに出走できなくなります。
過去に起きた失格事例
過去に実在した失格事例として、有名なケースがございます。2014年のクラシックレース「菊花賞」では、1番人気のキタサンブラックが優勝後に失格処分となりました。レースの終盤で接触があり、他の馬の進路を妨害したことが理由でした。この一件により、2着だったトーホウジャッカルが繰り上がって優勝馬となりました。また、2018年の「皐月賞」では、アルアインがレース中に他の馬と接触し、落馬事故を起こしました。この結果、アルアインは失格となり、2着だったダノンキングリーが優勝馬となりました。
失格による投票券への影響
失格による投票券への影響
競馬において、出走馬が失格になると、投票券の払い戻しに大きな影響が出ます。失格の理由が審議の結果によるものの場合、購入した投票券は無効になり、払い戻しはありません。これは、出走馬がレース中に不正行為をした、または他の馬に迷惑をかけた場合などの審議の結果による失格が該当します。
一方、出走馬が騎手の過失によるもの、またはその他の理由でレース中に妨害されたなど、失格理由が審議の結果以外による場合、投票券は返還されます。この場合、投票券の払い戻しには通常の払戻率が適用されます。ただし、破り捨てた投票券や紛失した投票券は返還対象外です。