競馬の確定とは?着順の決定方法と用語解説
ギャンブル初心者
確定ってどういう意味ですか?
ギャンブル研究家
競馬における確定とは、着順が正式に決定されることを意味します。
ギャンブル初心者
掲示板で『確』と出るやつですね。
ギャンブル研究家
そうです。東京競馬場では赤背景白抜き文字で『確定』と表示されます。
確定とは。
競馬における「確定」とは、着順が正式に決まることを指します。通常、着順掲示板で表示される順位が点滅から点灯に切り替わり、「確」の文字と赤色のランプが点灯します。ただし、東京競馬場では着順掲示板が映像装置の中に内蔵されているため、赤色のランプは使用せず、赤地に白抜きの文字で「確定」と表示されます。
確定の定義と着順決定の仕組み
競馬において、「確定」とは、レースの最終的な着順が正式に決まり、審議や異議申し立て等の可能性がすべて排除された状態を指します。着順は、以下の仕組みによって決定されます。
レース開始後、各騎手が自分の騎乗の馬をゴールラインに向けて走らせ、最初にゴールラインを通過した馬が1着になります。2番目にゴールラインを通過した馬が2着、以降同様に3着、4着以下と決定されます。ただし、着順にはいくつかの例外や特殊なルールがあります。
着順掲示板の「確」表示と赤ランプ
着順掲示板の「確」表示と赤ランプ
競馬の着順掲示板には、「確」という表示が出ると場合があります。これは、確定した着順が確定したことを示しています。さらに、赤ランプが点灯することもあり、これは確定した着順が変更されたことを意味します。通常は、写真判定の結果などにより、着順が変更されたときに点灯します。この赤ランプが点灯することで、観客は着順の変更をすぐに把握することができます。
東京競馬場の独自の表示方式
東京競馬場の独自の表示方式
東京競馬場では、他の競馬場とは異なる独自の表示方式が採用されています。レース結果は、着順の前に「枠番・馬番」ではなく「馬番・枠番」の順に表示されます。これは、東京競馬場が国際規格の基準を採用していないためです。国際規格では通常、「枠番・馬番」の順に表示されますが、東京競馬場では歴史的な経緯から「馬番・枠番」の順が継承されています。この表示方式は、慣習として定着しているため、東京競馬場でのみ使用されています。
確定後の異議申し立てや審議
確定後の異議申し立てや審議
レースが確定した後も、レース結果に異議が申し立てられたり、審議が行われる場合があります。異議申し立ては、騎手や調教師、馬主など関係者が、着順や罰則などに不服がある場合に行われます。異議申し立ては、レース終了後一定時間内に提出しなければなりません。
審議は、レース中の出来事について審判委員が調査・検討を行うことです。審議の対象となるのは、着順に影響を与える可能性のある出来事、例えば妨害や落馬などです。審議の結果、着順が変更されたり、騎手に処分が科されたりすることがあります。ただし、審議はあくまでもレース結果に対して行われるものであり、レースそのもののやり直しが行われることはありません。
競馬用語としての「確定」の活用方法
競馬用語における「確定」は、主に以下の3つの意味で使用されます。
1. 着順の確定 レース終了後の最終的な着順が決まることを指します。入線順位と着差を基に、失格や降着などの異議申し立てがない限り、確定時刻に正式な着順が発表されます。
2. 配当の確定 馬券の配当が確定することを指します。確定払い戻し金額は、レース終了後に決定され、当該レースの払戻金が発表されます。
3. 馬券の有効期限 馬券の有効期間が終了することを指します。通常、馬券はレース終了から一定期間(通常は3か月)有効ですが、この期間を過ぎれば失効となり、払戻を受けられなくなります。