競輪の用語“周回板”について
ギャンブル初心者
先生、競輪の『周回板』について詳しく教えてください。
ギャンブル研究家
周回板は、選手にレースの残り周回数を知らせる表示板のことだよ。競輪のレース距離は通常2000mで、400mの滑走路の場合、レースは5周で行われるんだ。
ギャンブル初心者
それで、残り周回数が3周になると周回板の色が変わるんですよね?
ギャンブル研究家
そうだね。残り3周になると青色に、残り2周になると赤色に変わり、先頭の選手が残り1周半を通過すると半鐘が鳴るんだよ。
周回板とは。
競輪で使われる「周回板」とは、選手に周回数を知らせる表示板のことです。競輪のレースは基本2000メートルで、400メートルの走路の場合、レースは5周で行われます。残りが3周になると周回板は白から青に変わり、これを「青板」と呼びます。さらに残りが2周になると赤に変わり、これを「赤板」と呼びます。
先頭の選手が残り1周半を通過すると、半鐘が鳴り響きます。競輪場の走路はすり鉢状で、コーナーは約30度、直線は2度または4度の内傾斜になっています。2つの直線のうち、ゴール側を「ホームストレッチ」、ゴールと反対側を「バックストレッチ」と呼び、周回板はホームストレッチ側の決勝線近くにあります。
周回板とは?
競輪レースにおいて、「周回板」とは、ゴールまで残り何周かを知らせる表示板のことです。レース中の選手は、この周回板を見て残り周回数を把握し、戦術を調整します。周回板は、スタート地点から約200mごとに設置されており、レース展開の重要な要素となっています。
周回板の役割
周回板の役割
競輪における周回板は、レースの進行状況を選手と観客に知らせる重要な役割を果たします。周回板は、レース開始前とレース中の特定の周回数の際に掲げられ、レースの進行状況を表します。
レース開始前は、周回板に「1周目」と表示され、レースの開始を知らせます。その後、レースが進行するにつれて、周回板には「2周目」、「3周目」と順に表示されていきます。これにより、選手は残り周回数を把握し、ペース配分を調整することができます。
観客にとっても周回板は貴重な情報源となります。周回板の表示により、観客はレースの進行状況をリアルタイムで把握し、レースの展開を楽しむことができます。また、周回板は、残り周回数が少なくなるとともに表示速度が速くなるため、観客にレースのクライマックスが近づいていることを知らせます。
青板と赤板
青板と赤板は、競輪における用語で、レース中に表示される周回板の色を示しています。
青板はレースの残り6周を、赤板は残り3周を表します。これらの周回板は、選手のペース配分や戦術に影響を与える重要な目印です。
青板が表示されると、先行選手たちは本格的な仕掛けを行う準備を始め、後続の選手との位置取り争いが激しくなります。一方、赤板は最終盤の残り3周を示し、先行選手が仕掛けを仕掛けたり、後続選手がまくりや差しで一気に追い抜いたりするなど、レースが最も盛り上がる局面を迎えます。
このように、青板と赤板は競輪のレース展開を左右する重要な用語であり、選手や観客にとって不可欠な情報となっています。
半鐘が鳴るタイミング
半鐘が鳴るタイミング
競輪において、「周回板」は、レースの進行状況を知らせる重要なツールです。その中でも、半鐘が鳴るのはレースの重要な局面を知らせる重要な合図となります。
レース開始時、周回板には「赤板」が表示され、選手は赤色の周回板を目安にレースを開始します。レースが進むと、次の周回板である「青板」が表示され、選手は青色の周回板を目安に速度を上げます。そして、レース終盤になると、重要な周回板である「黒板」が表示されます。
この黒板が出た時に、周回板の隣に設置されている「半鐘」が鳴り響きます。この半鐘は、選手に残り1周であることを知らせる合図で、選手はこの合図を聞いてラストスパートをかける準備をします。
競輪場のトラックの特徴
-競輪場のトラックの特徴-
競輪場のトラックは周長が400mのオーバル形で、カント(傾斜)があり、直線とコーナーに分かれています。カントは、遠心力を打ち消すために設けられており、選手の速度を維持することができます。トラック幅は7mで、内側にはバンクと呼ばれるコースがあり、選手がバンクを利用してコーナーを高速で走ります。また、トラックには周回線と呼ばれる線が引かれています。これは、選手が周回した数を示すもので、周回板を持ちながら周回線を越えることで周回数がカウントされます。