競輪用語「逃げ」の意味を徹底解説!その2つの意味とは?
ギャンブル初心者
先生、『逃げ』という競輪の用語について教えてください。
ギャンブル研究家
『逃げ』には二通りの意味があります。まず一つは、レース序盤から先頭に立ち、ゴールを目指す戦法のこと。もう一つは、先行した選手が2着までに入ったときの決まり手のことです。
ギャンブル初心者
わかりました。先行した選手が逃げ切るのは、体力温存が大事なんですね。
ギャンブル研究家
そうです。また、もう一つの決まり手の『追い込み』は、ラスト近くで先行選手を抜いて勝つ戦法のことです。
逃げとは。
競輪における「逃げ」とは、以下の2つの意味があります。
-1. 戦法-
レース序盤から先頭に立って、そのままゴールを目指す戦法。先行しながら後続の動きに注意し、体力を温存して終盤に一気に加速して逃げ切ります。
-2. 決まり手-
先行した選手が2位までに入着したときの決まり方。この他、周回中に先行選手の後ろをキープして他選手をブロックし、直線で抜け出して勝利する「追い込み」、終盤で先行選手に仕掛け、短距離で差し切る「捲り」といった決まり手があります。逃げと追い込みの中間的な戦法を「自在」と呼びます。
逃げの意味①:序盤から先頭に立ちゴールを目指す戦法
逃げとは、競輪において、レース序盤から先頭に立ち、そのままゴールを目指す戦法です。先頭に立つことで風よけを得て体力を温存し、ラストスパートで他の選手を振り切って勝利を狙います。この戦法は、スピードと持久力に優れた選手に適しています。
逃げの意味②:先行した選手が2着までに入ったときの決まり手
逃げの意味②先行した選手が2着までに入ったときの決まり手
競輪では、「逃げ」という言葉にはもう一つの意味があります。それは、先行した選手が2着までに入賞したときの決まり手のことです。この場合、たとえ先行選手が1着になっていなくても、逃げとして扱われます。つまり、先行選手が2着で入着した場合でも、その先行は「逃げ」と表現されます。
逃げ以外の決まり手①:後方から追い抜き勝利する「追い込み」
「逃げ」以外にさまざまな決まり手が存在します。その1つが「追い込み」です。この決まり手は、スタート後後方に位置していた選手が、レース終盤に一気に前方の選手を追い抜き、勝利するスタイルです。追い込み選手は、風よけとなる他の選手を利用したり、体力温存を図ったりしながら、タイミングを見計らってスパートをかけるのが特徴です。
逃げ以外の決まり手②:先行するラインを後ろから一気に抜き去る「捲り」
「逃げ」とは異なる決まり手として、「捲り」があります。これは、先行するラインの後ろから一気に抜き去る戦法です。先行するラインとは、単騎での逃げではなく、複数の選手が連携して集団を引っ張っている場合を指します。
捲りを行う選手は、先行ラインの後ろにピタリとついて走行し、隙を見て一気に加速します。先行ラインの選手が疲れてスピードが落ちたタイミングを狙うのがポイントです。タイミングよく捲りに成功すると、先行ラインを一気に抜き去り、そのまま先頭に立ってゴールすることができます。
逃げと追い込みの中間の戦法「自在」
「逃げ」と「追い込み」以外の戦法として、「自在」という戦法があります。この戦法は、レース展開に応じて逃げと追い込みを使い分ける柔軟な戦略です。序盤は後方で控えて状況を観察し、レースが落ち着いてきたところで前に出て逃げる場合もあります。逆に、序盤から積極的に前に出て、レースを制することもあります。自在型選手は、優れた判断力と脚力を併せ持ち、レースの流れを巧みに読み取る能力に長けています。