競馬用語「輸出入検疫」とは?
-輸出入検疫の目的-
輸出入検疫とは、動物やその製品を国境を越えて移動させる際の、病気の侵入や蔓延を防ぐための検査・検疫制度です。競馬においても、国際的なレースに参加するためには、馬を輸出入する際に輸出入検疫が行われます。
輸出入検疫の主な目的は、以下のような病気を対象としています。
* 伝染性疾病馬インフルエンザ、馬伝染性貧血、馬伝染性動脈炎
* 寄生虫症回虫、鉤虫、条虫
* その他の疾病たんぱく尿、心疾患
これらの病気を検出するため、輸出入検疫では、馬の臨床検査、血液検査、寄生虫検査などが実施されます。検疫に合格した馬は、輸出入が許可され、海外レースへの参加が可能となります。