ポーカー用語解説:Draw Deadとは?
ギャンブル初心者
「ドローデッド」という言葉の意味が分かりません。
ギャンブル研究家
「ドローデッド」とは、ドローに成功しても確実に負けている状況を指します。
ギャンブル初心者
では、ホールデムの例で具体的に教えていただけますか?
ギャンブル研究家
KQsの4フラッシュノーペアの手で、相手がA5sかつAがペアになっている場合、たとえフラッシュを完成させても相手はより強いフラッシュを持っているため、「ドローデッド」となります。
Draw Deadとは。
「ポーカーの用語『ドローデッド』とは、たとえドローに成功したとしても、相手の手にはかなわない状況でドローを行っていることを指します。例えば、ホールデムのターンの段階で、プレイヤーが「KQs」という4フラッシュとペアなしの手を持っているのに対し、相手が「A5s」というペアのAを持っている場合、「あなたはドローデッドだ」と言われます。これは、たとえプレイヤーがフラッシュを完成させたとしても、相手はそれよりも強いフラッシュを持っていることを意味します。」
Draw Deadの定義
Draw Deadとは、プレイヤーが既に負けている状態を指します。つまり、たとえ自分のターンで最適なカードを引いたとしても、相手の現在のハンドには勝てない状況です。このような状況では、プレイヤーはフォールドして損失を抑えることが最善の戦略となります。
ホールデムにおけるDraw Deadの例
ホールデムにおけるDraw Deadの例を考える上では、フロップ時点で相手がナッツを持っている場合が最も分かりやすいです。ナッツとは、その時点で最も強い役のことです。たとえば、相手がフルハウスの場合、あなたの手札がどんなに強くても、相手を倒すことは不可能です。なぜなら、あなたは相手よりも強い役に「ドロー」(引く)ことができないからです。そのため、このような状況では、Draw Deadと呼ばれます。つまり、たとえあなたが追加のカードを獲得しても、相手を倒すことはできないのです。
オマハにおけるDraw Deadの例
オマハにおけるDraw Deadとは、すでに役が完成していて、相手の手を上回ることはできない状況のことを指します。これは、オマハでは4枚のホールカードがあるので、相手の5枚目のカードでより強い役が完成する可能性があることが原因です。
例えば、あなたがA-2-3-4というホールカードを持ち、ボードに6-7-8が出たとします。この場合、あなたはストレートを持っていますが、相手が5を持っていれば、ストレートフラッシュが完成してしまいます。この場合、あなたはDraw Deadとなり、いくらドローしても相手の手を上回ることはできません。
スタッドにおけるDraw Deadの例
スタッドにおけるDraw Deadのわかりやすい例を説明しましょう。スタッドでは、各プレイヤーは公開カードと伏せカードの組み合わせでハンドを作ります。あるプレイヤーがエースとキングのオープンペアを公開していたとします。
このとき、ボードにクイーン、ジャック、10が出たとしましょう。相手のプレイヤーがストレートの可能性のあるA-Jを持っているとします。この場合、オープンペアのプレイヤーにとって、どんなカードを引いてもストレートに対抗することはできません。なぜなら、ストレートを完成させるためには、ボードに不足している9または8を引く必要がありますが、それらのカードはすでにオープンペアのプレイヤーの手に含まれているからです。そのため、オープンペアのプレイヤーはDraw Deadの状態に陥り、ハンドが完成しても相手を倒すことができません。
Draw Deadの回避方法
Draw Deadの回避方法
Draw Deadの状況を回避するには、以下の戦略を検討してみましょう。
* -ポットオッズを確認する-ポットのサイズが、あなたがドローを完成させるために投資する必要がある金額よりも大きいことを確認してください。そうでなければ、ドローするのは得策ではありません。
* -相手を観察する-対戦相手のプレイスタイルを注意深く観察してください。ブラフをする傾向がある場合は、ドローをコールしても勝てる可能性があります。
* -他のプレイヤーのハンドを推測する-他のプレイヤーが何を持っている可能性があるかを考えましょう。すでに強いハンドを持っている場合は、ドローを諦めたほうが良いでしょう。
* -ポジションを活用する-後から行動するポジションであれば、他のプレイヤーの行動を観察してからドローするかどうかの判断ができます。
* -ブラフをかける-対戦相手が弱いハンドを持っている可能性がある場合は、ブラフをかけてポットを盗むことが可能です。ただし、これはハイリスクな戦略であり、慎重に使用する必要があります。