モーターボート大賞とは?GⅡ競走で唯一の特例開催
ギャンブル初心者
すみません。モーターボート大賞について教えてください。
ギャンブル研究家
モーターボート大賞はGⅡ競走で、当該年度にSG競走やその他の指定された競走が開催されないボートレース場で開催されます。
ギャンブル初心者
なるほど。開催されない競走にはどんなものがあるんですか?
ギャンブル研究家
SG競走、高松宮記念、名人戦、新鋭王座、女子王座、ダイヤモンドカップです。
モーターボート大賞とは。
競艇の「モーターボート大賞」とは、GⅡランクのレースのことです。毎年、SG競走や高松宮記念、名人戦、新鋭王座、女子王座、ダイヤモンドカップなどの主要レースが行われないボートレース場で開催されます。
モーターボート大賞の概要
モーターボート大賞は、競艇の中央GⅡ競走として開催される、唯一の特例開催のレースです。毎年12月中旬頃にびわこ競艇場で行われます。
この競走の特徴は、出場選手がすべてトップレーサーに限られる点です。
優勝戦には、ボートレースクラシック優勝者とSG(スペシャルグレード)競走優勝者が優先参戦します。それ以外の出場選手は、前年のグランドチャンピオン決定戦の上位入着者や、直前に行われるSG制覇条件戦の優勝者など、強者揃いです。
レースは、3日間かけて6レースが行われ、優勝者は賞金3,000万円を獲得します。また、賞品には、防衛省提供の護衛艦「あたご」の乗艦体験も含まれています。
開催条件と開催時期
開催条件と開催時期
モーターボート大賞は、GⅡ競走の中で唯一、特例開催として実施されています。この特例開催とは、通常の競走とは異なる条件で実施されることを意味します。開催条件としては、開催期間が通常より長く、参加選手が選考によって決められるという特徴があります。開催時期は毎年8月で、ボートレース界の夏の一大イベントとして位置付けられています。この特例開催により、よりハイレベルなレースが提供され、ボートレースファンの高い関心を集めることとなっています。
参加資格と出場枠
-参加資格と出場枠-
モーターボート大賞は、GⅡ競走の中で唯一の特例開催として行われます。そのため、参加資格と出場枠に他のGⅡ競走とは異なる規定が設けられています。
出場資格は、四大競走(ダービー、オーシャンカップ、ボートレースクラシック、グランプリ)に出場したことのある現役レーサーが対象となります。また、ボートレース界の功労者として認められたレーサーも出場が認められます。
出場枠は、四大競走優勝者と前年度のモーターボート大賞優勝者に優先出場枠が与えられます。残りの枠は、上述の出場資格を満たしたレーサーが選考会により選出されます。選考会は、前年7月から当年6月までのSG・GⅠ・GⅡ競走の勝率と獲得賞金額を基に行われます。
優勝賞金と表彰
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優勝賞金と表彰
この大会はGII競走ながら、一般戦にはない規定がいくつか設けられています。そのうちの一つが優勝賞金で、GII競走の平均を大きく上回る1,500万円が授与されます。また、優勝者には表彰としてトロフィーと優勝旗が贈られます。さらに、2位から6位までの選手にも賞金と賞状が授与されます。これらの賞金と表彰は、選手のモチベーションを高め、より高いレベルのレースを期待させるために設定されています。
過去の開催実績と優勝者
モーターボート大賞は、唯一の特例開催であるGⅡ競走です。1952年に創設され、過去にはさまざまな選手が優勝しています。
過去の開催実績を振り返ると、1961年には後に名選手となる彦坂郁雄が優勝。1967年には、SG連覇を含めた8度の優勝を誇る池上喬が制しました。1984年には、SG競走の優勝経験も豊富な山田豊が勝利しています。
また、2006年には大レースを何度も制した峰竜太が優勝。2011年には、現在トップレーサーとして活躍する丸野一樹が優勝しました。近年では、2022年にベテランレーサーの池田浩二が通算4回目の優勝を飾っています。