競馬用語『ソコソコ』を徹底解説!
ギャンブル初心者
「ソコソコ」という言葉について教えてください。
ギャンブル研究家
「ソコソコ」は、競馬で五分以上の勝負になりそうなときに使われる用語です。
ギャンブル初心者
つまり、その馬が勝つまではいかないけれど、見せ場をつくるぐらいに走れそうなときということですか?
ギャンブル研究家
その通りです。「ソコソコ」や「アラアラ」といった言葉は、そうした状況を表す競馬用語として使われます。
ソコソコとは。
競馬では、「ソコソコ」という表現が、接戦が予想される場合に使われます。その馬が必ずしも勝つとは限りませんが、見せ場を作って走る可能性がある状況を指します。「ソコソコの勝負はできる」という表現が用いられます。
同様に、「アラアラの勝負」も接戦が予想される場合を表す表現です。
ソコソコの語源と意味
-ソコソコの語源と意味-
競馬用語の「ソコソコ」は、走りが平凡または平均的な馬を指す言葉です。その語源は、江戸時代に馬市で使われた「そこそこ」という言葉に由来しています。この言葉は、馬の質が中程度であることを表していました。
やがて「ソコソコ」は競馬の世界で、「勝ったり負けたりを繰り返す」「安定感のある走り」という意味で使われるようになりました。
ソコソコと使われる状況
「ソコソコ」という競馬用語は、レース中の競走馬の位置取りを表す言葉です。上位に入賞できるほどではないものの、決して後方に沈んでいるわけでもありません。「ソコソコ」とは、中団から後方につけながら、先頭集団を視界に捉えている状態を指します。この位置取りは、レース後半に追い込みをかけるための準備段階として用いられることが多いです。
ソコソコと似た用語
ソコソコと似た用語
競馬用語には、「ソコソコ」以外にも「ココソコ」「ウチソコ」「アソコソコ」といった似た表現があります。これらはすべて「馬の程度」を表す言葉ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。
「ココソコ」は、「ソコソコ」よりも少し良い状態を指します。「ウチソコ」は、「ソコソコ」よりも少し悪い状態を表します。「アソコソコ」は、「ソコソコ」よりもさらに悪い状態であり、ほとんど勝ち目のない馬を指す場合があります。
ソコソコに当てはまる騎手の特徴
ソコソコに当てはまる騎手の特徴として挙げられるのは、まずは騎乗馬の能力を確実に引き出しながらも際立った成績を残せない騎手です。つまり、騎乗馬の力を100%発揮させることが難しい騎手ということになります。また、騎乗技術にムラがあり、調子が良いときは好成績を残すものの、そうでないときは平凡な騎乗に終わってしまう騎手もソコソコに分類されます。さらに、レース展開の読みが浅く、先手をとったり、後ろから差し切ったりすることができない騎手もソコソコに該当します。つまり、騎乗技術に安定感や切れ味の欠如が見られる騎手がソコソコに当てはまる特徴となります。
ソコソコと大きく外す馬の特徴
ソコソコと大きく外す馬の特徴
「ソコソコ」とは馬の調子を表す用語ですが、時には大きな着外に負ける馬を指すこともあります。このような馬には、いくつかの特徴があります。まず挙げられるのは、前走のレースで好走し、その勢いで人気が出ることです。しかし、その勢いに乗りすぎてしまい、調子を過信して次走でも強気な騎乗をしてしまうことで、大きく外す結果に繋がります。また、前走で不利な競馬をして敗れたにもかかわらず、その不利を考慮せず評価が高いままになる馬も「ソコソコ」に陥る傾向があります。他にも、距離が合わない、馬場状態が合わない、展開が向かないなどの理由で、本来の実力を発揮できない馬も「ソコソコ」となります。