馬券とは何か? 正式名称や種類を解説
ギャンブル初心者
競馬の用語『勝馬投票券』って、正式名称なんですよね?
ギャンブル研究家
そうだね。ただし、明治時代は『馬券』という呼び方が一般的だったんだよ。
ギャンブル初心者
『勝馬投票券』という用語が使われるようになったのはいつからですか?
ギャンブル研究家
大正12年の競馬法制定だよ。それ以降、ずっと現在まで使われているんだ。
勝馬投票券とは。
競馬で使われている「馬券」という呼称は俗称で、正式には「勝馬投票券」といいます。ただし、明治時代には「馬券」という言葉が正式に使用されていたほか、「あな札」や「賭け札」とも呼ばれていました。
「勝馬投票券」という法律用語は、大正12年の競馬法制定時に使用され、現在までそのまま使われています。現在の中央競馬では、8種類の馬券が制定されており、単勝、複勝、枠連、馬連、ワイド、馬単、3連複、3連単があります。
勝馬投票券の正式名称と由来
-勝馬投票券の正式名称と由来-
馬券として広く知られているこの投票券の正式名称は勝馬投票券です。この名称は、競馬における勝馬を投票して的中させるという仕組みを表しています。起源は1923年に日本で発行された「馬競法」にまで遡り、当初は馬券ではなく「馬競券」と呼ばれていました。その後、「馬競法」が「競馬法」に改められると同時に、名称も「勝馬投票券」に変更されました。
現在の中央競馬で分けられる勝馬投票券の種類
現在の中央競馬では、勝馬投票券の種類が大きく分けて3つに分けられます。最も一般的なのは単勝馬券で、1着になる馬を予想します。続いて複勝馬券では、1着、2着、3着に入賞する馬を予想し、馬連馬券では、1着、2着になる馬を順番通りに予想します。
単勝と複勝
単勝とは、指定された馬が1着になることを予想する馬券です。どの馬が1着になるかを的確に予想することが求められます。単勝馬券が的中した場合、払戻金は単勝オッズによって決定されます。このオッズは、的中した馬の過去の実績や当日のレース条件などをもとに算出されています。
複勝とは、指定された馬が1着から3着までのいずれかにランクインすることを予想する馬券です。単勝に比べると予想が簡単ですが、払戻金も複勝オッズに応じて少なくなります。複勝オッズは単勝オッズよりも低く設定されています。
枠連と馬連
「枠連」と「馬連」は、競馬の馬券の種類の中で、複数の馬を選択してその順番を予想する馬券です。
枠連は、同じ枠内の2頭の馬が1着と2着に入るかどうかに賭けるもので、枠番号を2つ選択します。一方、馬連は、異なる枠内の2頭の馬が1着と2着に入るかどうかに賭けるもので、馬番号を2つ選択します。
両方の馬券とも、選択した馬が1着と2着になる順番は関係なく、どちらが1着でどちらが2着になっても的中となります。ただし、枠連では同じ枠内の馬が2頭とも1着と2着にならなければならないのに対し、馬連では別の枠内の馬が1着と2着になっても的中です。
なお、枠連の方が馬連よりも的中確率が高いため、オッズは低くなります。逆に、馬連の方が的中確率が低いため、オッズは高くなります。
ワイド、馬単、3連複、3連単
ワイド、馬単、3連複、3連単は、複数の馬の順番を当てる競馬の賭け方です。ワイドは2頭が1着と2着、馬単は2頭が1着と2着の順に、3連複は3頭が1着、2着、3着のいずれかの順に、3連単は3頭が1着、2着、3着の順番に来ることを当てます。それぞれ、的中する確率が異なるため、配当も異なります。ワイドは的中しやすいですが、配当は低く、3連単は的中しにくいですが、配当は高額になる傾向にあります。