競艇の待機行動の基本は、スタートライン通過後の艇の動きを指します。スタート直後、艇は並んだ状態で進みますが、この時点ではエンジン全開で自由に動けません。進入と呼ばれる「決め打ち」のコース取りをするまでは、一定の速度で慎重に待機することが求められます。 待機行動の主な目的は、艇同士の接触を避けることです。各艇は決め打ちのコースを割り当てられており、それまで無謀な動きをすると、他艇と衝突する危険があります。そのため、決め打ちポイントまで慎重に待機し、進入コースが確定してから加速を始めるのが基本です。

垂幕とは、競艇場で船のスタート時やレース終了時に使用される、情報を表示する布製の幕のことです。通常、船の番号とレーサーの名前が大きく表示されており、観客がレースの状況を把握するために使われます。垂幕はスタート地点の手前に設置されていて、スタートの合図とともに持ち上げられ、レース終了時には降ろされます。また、垂幕にはレースの順位やオッズなどの情報も表示される場合があります。