「じ」

-事故率とは？-競艇でいう事故率とは、出走回数のうち実際に事故が起きた回数に対する割合を指します。事故とは、転覆やフライングなど、レースの進行に影響を与える出来事を指します。競艇では事故が発生すると、レースは中止され再レースが行われます。

シリンダーケースとは、競艇エンジンの心臓部に当たる重要な部品です。シリンダを覆うようにして取りつけられており、シリンダ内の圧力を一定に保つ役割を担っています。また、シリンダの熱を逃がして冷却する機能も果たしています。シリンダーケースは、一般的にアルミや特殊鋼などの金属で製造されており、軽量かつ強固に作られています。さらに、シリンダヘッドとの接合部には、耐熱性と気密性に優れたガスケットが使用されています。シリンダケースには、燃料や空気を取り込むインテークポートと、燃焼後の排気を排出するエキゾーストポートが設けられています。

審判員の役割は、競艇レースを公正かつ安全に運営することです。レースの開始から終了まで、審判員は以下を含む責任を担っています。* コースの安全とフェアネスの確保* 選手のスタートや航行の違反の監視* 失格やペナルティの決定* 緊急事態の対応* レース結果の公式集計

-進入隊形とは？-競艇で「進入隊形」とは、スタートラインに並ぶボートの並び順のことです。ボートは6艇で競走し、外側から1～6コースに並びます。進入隊形は、スタート時の加速やレース展開に大きく影響します。基本的な進入隊形には、「全速一列」や「センター」「3対3」などがあり、各隊形にはそれぞれの特徴や戦略があります。

-失格とは？-競艇の「失格」とは、主催者や審判員の判断により、レースへの出場資格を失う重大なペナルティです。競艇法施行規則で定められており、レース規定違反や不正行為などが該当します。具体的には、スタートライン越えやフライング、転覆や妨害などの行為が挙げられます。失格となった選手は当該レースの失格のみならず、他のレースにも出場停止や罰金などの処分が科される場合もあります。

競艇の頂点を決める「賞金王決定戦」は、毎年12月に開催されるグランプリイベントです。この大会では、その年の年間賞金獲得額上位選手18名が競い合い、年間最高峰のタイトルを懸けて戦います。「賞金王決定戦」は5日間の開催期間で、3つの予選と準優勝戦、優勝戦が行われます。予選では各レース上位3名が準優勝戦に進出でき、準優勝戦の上位6名が優勝戦に進みます。優勝戦は18名の選手による一発勝負のレースです。優勝賞金は1億円以上で、優勝者は年間賞金獲得額1位となり、「賞金王」の称号を得ます。また、上位入賞者には高額賞金とタイトルが付与されるため、選手たちにとっての年間最大の目標となっています。

「ボートレース用語『出走』の徹底解説」の下に設けられた「出走の意味と概要」では、ボートレースにおいての「出走」という言葉の定義や基本的な様相について解説されています。出走とは、ボートレースにおいて、選手がボートに乗りスタートライン上から発走し、水面を周回する行為のことを指します。選手は通常6艇の枠組みの中で競い合い、最初にゴールラインを通過した選手が勝利します。出走は、選手にとってレースへ参加するための最初のステップであり、その後の展開に大きく影響する重要な局面です。

進入コースとは、競艇レースにおいて、ボートがスタート時に並ぶ位置のことです。進入コースは1～6コースまであり、内側が1コース、外側が6コースになります。ボートはスタート前にピットから出てきて、指定された進入コースに入らなければなりません。進入コースは、各ボートのモーター性能や旋回性などを考慮して決められます。

競艇シューズの役割は、競艇選手の足元を保護し、最適なパフォーマンスを発揮させることです。競艇は水上で時速100kmを超えるスピードでボートを操る過酷な競技であり、選手は波や衝撃から足を守らなければなりません。特殊な素材を使用した競艇シューズは、耐衝撃性と衝撃吸収性に優れており、選手の足首や膝の負担を軽減します。さらに、グリップ性に優れたソールは、ボート内の濡れたデッキでも安定した足場を提供し、急カーブや激しい動きでも滑らずにしっかりと踏ん張ることができます。

競艇において「進入」とは、スタートする際に選手が取るコース位置のことです。競艇では6艇が同時にスタートするため、どのコースを取るかはレース展開に大きな影響を与えます。進入が重要なのは、有利なコースを取ることで、選手の勝率が大きく向上するからです。先行する艇は、後続艇よりも抵抗が少なく、また旋回でも有利にレースを進めることができます。そのため、各選手は激しく進入の権利を争うのです。

-自動払戻機とは？-競艇で利用される自動払戻機は、レースの着順に応じた賞金の受け取りを自動化するシステムです。馬券を購入した人が発券された馬券を自動払戻機に投入すると、着順に応じた賞金が自動的に支払われます。

場外発売場の役割は、大きく分けて2つあります。1つ目は舟券の販売です。場外発売場は、競艇が行われるボートレース場とは別の場所に設置されており、ボートレース場でのレースを中継して、そこで舟券を販売しています。2つ目は地域経済の活性化です。場外発売場は、入場料や舟券の売上から得られる収入を地域に還元することで、雇用創出やインフラ整備に貢献しています。また、競艇ファンが場外発売場を訪れることで、周辺の飲食店や宿泊施設が潤い、地域経済の活性化に一役買っています。

舟券とは、競艇における賭け ticketsのことです。予想したボートが順位通りに入線すれば、配当金の支払いが受けられます。舟券は、購入する種類によって、的中条件や配当金が異なります。また、舟券には複数の種類があり、それぞれの特徴を把握することが勝利への秘訣といえます。

競艇の自粛欠場とは、ボートレーサーが選手として参加するレースを、自身の責任で自発的に中止することを指します。この規定は、選手が体調不良や精神状態の不調などの理由で、レースへの参加が困難と判断した場合に適用されます。自粛欠場を行った選手は、当該レースの出場を自動的に取り消されます。

スタート判定は審判室が担う重要な役割の一つです。競艇では、スタートラインを通過した選手のタイムを正確に計測するために、高度なテクノロジーが駆使されています。審判室には、レース中のリアルタイム映像だけでなく、複数のカメラアングルからの映像が映し出されます。経験豊富な審判官がこれらの映像を分析し、スタートラインを通過した選手の正確なタイムを判定します。審判官は、肉眼での判断に加え、高性能カメラによるタイム計測やコンピュータシステムを活用して判定を行います。これにより、公平かつ正確なスタート判定が可能となり、レースの公正性が保たれます。